2012年2月24日金曜日

これから大学生になる人へ

大学にマジメに行けとは言いません。(僕がマジメに行ってないですから。)

ただ、常にやりたいことを優先してやってください。
 
僕が大学1年生の頃は深夜までドラゴンボール見ながら腕立て伏せしてたので、
朝にあってた大学の授業はほとんど行ってなかったですし、上半身だけムキムキでした。
学部や大学によるのかもしれないですけど、1年生のころの授業って一般教養ばっかりで、すっごいつまんないですからね。
ドラゴンボールみながら鳥山明すげえって思ってた方が楽しかったんです。
夜は塾で働いてました。

1年生の後半あたりから、塾でも阪大志望の生徒を担当するようになったので、塾で英語を教えるのが楽しくてしょうがなかったのを覚えています。
あのときはプロ意識もくそもなかったので、授業が無い日も塾に行って質問受けてました。
もちろん給料は出ません。

理学部化学科に入ったのは化学が好きで研究者になりたいと思ってたからなんですが、塾で英語を教えるうちに、いつからか「俺、将来英語で飯食ってく!」って決めてました。
ただ、大学で受ける授業は化学ばっかりになっていきます。最初は面白かったんですが、英語に対する興味の方が強くなってたので、化学の勉強をないがしろにして英語の勉強してました。
(分析化学、物理化学、生物化学、有機化学、無機化学、放射化学、典型元素化学、量子化学、固体物性化学、、、いや、もう化学はいいよ!ってなってました。)

大学の試験期間中も徹夜すればとれた単位もあったんでしょうけど、塾での授業の質を落としたくなくて試験を受けないってこともありました。(言い訳ですけどね。)

すぐに転学部でもすればよかったんですが、大学のシステム上できず、けっこうな数の単位を落としているので、1年間留年もしました。
大学を辞めることも考えてたんですがそこまでは踏み切れませんでした。
いろんな人に止められましたし、理系出身の英語講師もいた方が希望が持てるでしょう。
大学で英語習ってなくても勉強すればここまでできるんだって。

やりたいことを優先するにはかなりのパワーが必要です。
たぶんやりたくないことを嫌々ながらもやってのけるより努力が必要です。

やりたいことやって夢を叶えるには、やりたくないこともやんなきゃいけないですし、失敗しても誰のせいにもできないですから。

仕事を選ぶときもそうですが、安定志向に走るのはつまらないです。
否定する訳じゃないですが、人生の大半を占める仕事の時間をやりたくない仕事をやって過ごすよりは、
やりたいことを仕事にしたほうが絶対に幸せです。

まだやりたいことが見つかっていない人は、しっかり勉強してください。
いろんな価値観に触れる間に見つかるはずです。

授業中にもけっこう言ってたと思いますが、
寝る間を惜しんで映画見てください。本読んでください。
映画も本も作者の価値観が存分に詰まってます。
作者の伝えたいことを感じて、自分の価値観を色鮮やかなものにしてください。 
サークルでワイワイやったり、いろんな所に顔出して人脈増やすのもいいですが、
映画作ったり、本書いたりしてる人たちの研ぎ澄まされた価値観には敵わないように思います。

国立二次

今日の授業で国立二次対策も終わりました。

今週末がいよいよ本番。

滑り止めが受かって安心してたり、国立一本でセンターの点数的に無理だと思ってても、

受かる気で受けなきゃ受かんないですから、全力出してきてください。

 
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毎年この時期になると感じてるのかもしれないですが、

今年度は生徒に恵まれてる1年でした。

おかげで楽しく授業できたし、成長できるきっかけをたくさんもらいました。
 

一緒に写真を撮ってくれって頼まれたのも初めてでした。

わざわざ僕の分まで現像してくれて、裏の寄せ書き(?)も素敵でした。

本番直前になって授業をとり始めた生徒も

「授業とっててよかったです」って書いてくれてて嬉しかったです。
 


春の間は水金土の夜なら確実に塾にいるはずです。

報告、待ってますよ。






2012年2月6日月曜日

受験生へ

受験生って素敵だな、と思うんです。

真剣に授業を受けてる姿も、

試験直前の不安そうな表情も、

全部含めて素敵です。


受験制度自体は批判を受けることもありますが、

僕は受験を、本気で人生と向き合ういい機会だと思っています。

本気だからこそ、真剣に授業も聞けるし、不安にもなるんです。

受験のために頑張っていることは、絶対に今後の人生の糧になります。


世間では、受験でやったことは全然役に立たないと言われたりもします。

そんな人は、きっと本気になってなかったか、本気だったことを忘れてるだけなんです。

だから、絶対に最後まで本気で頑張ってください。

そして、大学生になっても、どうか今まで本気で頑張ったことを忘れず、真剣に人生と向き合い続けてください。



恥ずかしながら、授業でここまで伝えきれてない気がしたので、ブログに書かせてもらいました。
僕ももっといい授業ができるように努力します。