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2015年5月6日水曜日

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』観てきました。



なかなかタイミングが合わず、やっと観に行けました。

アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など数々の賞を受賞しているだけあって、素晴らしい作品でした。

◇あらすじ

かつてヒーロー映画『バードマン』で一世を風靡した俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、落ちぶれた今、自分が脚色を手掛けた舞台 「愛について語るときに我々の語ること」に再起を懸けていた。しかし、降板した俳優の代役としてやって来たマイク・シャイナー(エドワード・ノートン)の 才能がリーガンを追い込む。さらに娘サム(エマ・ストーン)との不仲に苦しみ、リーガンは舞台の役柄に自分自身を投影し始め……。(シネマトゥデイ http://www.cinematoday.jp/movie/T0016565)

◇感想

ネタバレを避けるため、結論には触れません。

謎の多い映画ですが、冒頭のレイモンド・カーヴァーの引用を思い返すと、ラストシーンで感動できます。

引用はこちら
And did you get what you wanted from this life, even so?

I did.

And what did you want?


To call myself beloved, to feel myself beloved on the earth. 

字幕は

「この人生で望みを果たせたのか?

果たせたとも

君は何を望んだのだ?

”愛される 者”と呼ばれ

愛されていると感じること」

となっていました。

belovedが「愛される者」となっていますが、要は「愛されていると実感できること」を望んでいるんですね。

この意味を頭に入れてラストシーンを見ると、サムの表情が意味するところが理解できるはずです。

◇好きなシーン

全編通して、ハリウッド映画業界やアメリカ文化を風刺するブラックジョークでいっぱいなんですが、特に俳優を探すシーンが好きです。

ウディ・ハレルソン、マイケル・ファスベンダー、ジェレミー・レナーが言及されますが、それぞれ『ハンガー・ゲーム』、『X-MEN』、『アベンジャーズ』に出演している俳優です。



「とりあえずヒーローものに出しとけ」というハリウッド映画の風潮を風刺しているんですね。
主演のマイケル・キートンも実際に『バットマン』(1989)でヒーローを演じていたことも相まって痛快なブラックジョークになっています。

このときのセリフで使われている put him in a cape という表現も面白いです。

直訳は「ケープの中に入れる」ですが、前置詞inは「中」→「包まれている」という意味から「服を着ている状態」を表せるので、「ケープを着せる」という意味になります。
(映画『メン・イン・ブラック』のinも同じ意味で「黒服を着た男たち」になりますね。)


ヒーローと言えばケープ(マント)なので、「ヒーロー映画に出す」という意味になるんですね。



*****


ゴールデンウィークも今日までですね。

今日は授業がないですが、家で作業して、終わればご褒美として『シンデレラ』を観にいくつもりです。

実は、ゴールデンウィークという名前は映画を観るためのゴールデンタイムという意味合いでついたそうです。

『バードマン』は映画業界に対する強い風刺や、家族との関係や仕事に対する葛藤を独自の視点で描いた作品です。好みは分かれると思いますが、まだ上映中なので是非映画館でご覧になってください。













2015年1月14日水曜日

『ホビット 決戦のゆくえ』(2014)★★★★★ 


冬期講習中はまったく映画館に行けませんでしたが、なんとかIMAX 3Dで観れました。

ホビット3部作の完結編ですが、圧巻の戦闘シーンから込み上げるものがあり、ラストはもう、涙あふれまくりでした。

HFR 3Dという形式での上映でしたが、とんでもなく映像が綺麗で、これ、実物見るより綺麗なんじゃないかと思うくらい息を飲む映像美でした。
 
セリフも素晴らしかったので、ラストシーンにかけてのビルボのセリフを少しだけ解説します。

ややネタバレなので、敏感な方は映画を見てから読んでください。


2014年8月2日土曜日

『GODZILLA ゴジラ』 whatever it takes




□あらすじ

ゴジラが起きて、芹沢教授(渡辺謙)のテンションがあがります。

□『GODZILLA ゴジラ』で学ぶ英語表現

原発事故について調べている父親(ブライアン・クランストン)が"whatever it takes"と口癖のように言っているのですが、息子のフォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)も父親の意志を継いで同じ表現を使っています。



あるシーンでのお父さんのセリフ

Ford... go home to your son... keep him safe, whatever it takes... whatever it takes. 


whatever it takesをおさえるポイントはtakeの意味です。

takeは「とる」という意味から「奪う」→「必要とする」と派生させて考えましょう。

たとえば
It takes two hours to go to the station.「駅に行くのに2時間かかる」
というおなじみの表現でも、itの中身は to go to the stationなので、
直訳すると、「駅に行くことが2時間奪う」→「駅に行くことが2時間必要とする」
となります。

whatever it takesも直訳すると「たとえそれが何を必要としても」
となるので「何が何でも」「どんな犠牲を払っても」という意味で使われます。


最後に、入試問題で確認しましょう。
問 与えられた英文の内容を伝える文として最も適切なものを一つ選びなさい。
 He promised to do whatever it takes to improve his grades.
 1.He took something to make his grades better.
 2.He made a promise to move to a higher grade.
 3.He said he would try his best to get better grades.
 4.He said he would absolutely take whatever score he gets.
 京都産業大学




















□解答

「彼は何が何でも成績を上げると約束した」と同じ意味の文を選ぶので、答えは3ですね。
 お父さんのセリフではwhatever it takesは副詞として「何が何でも」と使われていましたが、ここではdoの目的語として使われています。

do whatever it takes to V も直訳から考えると簡単ですね。
「Vすることが必要とすることは何でもやる」となるので、
「何が何でもVする」となります。

takeの「奪う」「必要とする」という意味を考えると、
1や4の選択肢で使われているtakeはひっかけだということが分かりますね。















2014年2月11日火曜日

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』いたずらの神、ロキが大活躍!



●あらすじ

『アベンジャーズ』から一年後、ナタリー・ポートマン演じる天文学者のジェーンが赤い液体に触れたら、ショッカー軍団みたいなダークエルフが復活。一人じゃ倒せないのでソー(クリス・ヘムズワース)は『アベンジャーズ』でやらかした義弟のロキ(トム・ヒドルストン)に協力を求める...

※以下ネタバレしないように気をつけてますが、あったらごめんなさい。

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