2013年11月2日土曜日

『Vフォー・ヴェンデッタ』2013 その2 原作コミックとの相違



Vフォー・ヴェンデッタに捧ぐ5夜連続更新 第2夜です。

昨日は自己紹介シーンを長ーく解説したので今日と明日はシンプルに映画の話だけです。

原作コミックを読む機会はあまりないと思うので、

原作と映画の相違点を紹介しますね。

では!

※ネタバレあります

『Vフォー・ヴェンデッタ』2013 その1 自己紹介スピーチ

 
"Remember, remember the fifth of November
Gunpowder, treason and plot
I see no reason why gunpowder treason
Should ever be forgot"



...さて!

Vフォー・ヴェンデッタに捧ぐ5夜連続更新、第1夜です...!

第1夜ということで物序盤のVの自己紹介シーンを掘り下げていきます。

まずは動画と台詞を載せておきます。

青字はプチ解説です。大事なところは赤で。





2013年11月1日金曜日

『Vフォー・ヴェンデッタ』過去記事まとめ 2011-2012


さて、11月になりました。

昨年同様、『Vフォー・ヴェンデッタ』関連の記事を5夜連続でお届けします。

今夜から開始する予定ですが、

その前に過去の記事をまとめておきますので、

よければ興味がわく所から読んでみて下さい。


① V for Vendetta
2011年に書いた記事。Vの自己紹介スピーチを載せてます。ただ本当に載せてるだけです... 今年はこのあたりをもっと掘り下げていきます。トリビア的になりそう...

②  Vフォー・ヴェンデッタ その1
ここからは2012年に書いた記事。最初に屋上に上がったシーンのセリフを紹介しています。

③  Vフォー・ヴェンデッタ その1 補足
その1の記事のセリフをやや深めに解説してます。文法事項にも触れてます。

④  Vフォー・ヴェンデッタ その2
Vがイヴィーに朝食を作るシーン。シェイクスピアのマクベスの引用について触れてます。

⑤  Vフォー・ヴェンデッタ その3
一番アクセス数が多い記事です。Vとイヴィーのダンスのシーン。シェイクスピアの十二夜の引用について触れてます。

⑥ Vフォー・ヴェンデッタ その4
僕としては一番読んでほしい記事かも。Vの好きな映画『巌窟王』についてふれてます。さらにラストシーン付近の「私は怪物なのだ」と訳される"I have no tree waiting for me."というセリフの解説をしています。英語と日本語字幕のギャップが感じられるシーンです。

⑦ Vフォー・ヴェンデッタ その5
シェイクスピアの引用シーンのまとめ、Vのスピーチの紹介をしています。
1. 登場シーン マクベス 第1幕 第2場
2. 登場シーン ハムレット 第3幕 第1場
3. 司祭への復習 リチャード三世 第1幕 第3場
4. 朝食シーン マクベス 第1幕 第7場   その2で解説
5. ダンスシーン 十二夜 第1幕 第2場     その3で解説

スピーチにももっと詳しく解説したいセリフがあるので、

今年はトリビアと名台詞が中心になりそうです。


解説してほしいシーンがあれば
twitter @ShuheiOkazaki
facebook shuhei.okazaki へ
もしくはメールでリクエストしてください。

できるかぎり応えます。できなかったらごめんなさい。。。




2013年10月28日月曜日

『華麗なるギャツビー』楽曲解説その4 ”Over The Love”


今回はFlorence + The Machineの "Over The Love"です!

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ギャツビー関連記事
① 音楽で語る映画、『華麗なるギャツビー』
②『華麗なるギャツビー』楽曲解説その1"Young And Beautiful"
③『華麗なるギャツビー』楽曲解説その2"Together"

④『華麗なるギャツビー』『欲望のバージニア』、狂騒の1920年代
⑤『華麗なるギャツビー』楽曲解説その3 "100$ BILL"



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この曲もギャツビーの世界観を構成する上で重要な役割を持っているのでしっかり解説していきます。

歌詞に登場する、yellow dressやgreen lightの色の比喩について詳しくふれていきます。

日本人が「黄色」に対して持つイメージは「明るい」や「注意」ですよね。

英語圏の人たちがそれぞれの色に対してどういうイメージを持っているか見ていきましょう...!

Florence + The Machine "Over The Love"


2013年10月14日月曜日

『華麗なるギャツビー』楽曲解説その3 "100$ BILL"


DVD,Blu-rayが発売&レンタル開始したので、楽曲解説の続きをやっていきます!

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解説第1弾、第2弾はこちらから

『華麗なるギャツビー』楽曲解説その1"Yong And Beautiful"
『華麗なるギャツビー』楽曲解説その2 "Together"
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今回はJAY Zの"100$ BILL"です。

ヒップホップは普段聴かないのでよくわかりませんが、

歌詞にベンジャミン・フランクリンやマーク・トゥエインが登場するのでけっこうおもしろくなるんじゃないかと思いつつ....

はじめます...!




2013年9月1日日曜日

『マン・オブ・スティール』鋼鉄の男の「ガッツ」”gut”




『マン・オブ・スティール』観てきました。

今日は映画の感想と、「ガッツ」"gut"という単語について考えていきます。





解説
「ダークナイト」のクリストファー・ノーランが製作、「300 スリーハンドレッド」のザック・スナイダー監督のメガホンでリブートされた新たな「スーパーマン」。無敵の能力を備えながらも、それゆえに苦悩して育った青年クラーク・ケントが、いかにしてスーパーマンとして立ち上がったのか、これまで描かれてこなかったスーパーマン誕生の物語を描く。クラーク・ケント= スーパーマンに、新鋭ヘンリー・カビルを抜擢。育ての親ジョナサン・ケントにケビン・コスナー、生みの親ジョー=エルにラッセル・クロウ、ヒロインのロ イス・レインにエイミー・アダムス、仇敵ゾッド将軍にマイケル・シャノンなど豪華キャストが集結。脚本に「ダークナイト」3部作のデビッド・S・ゴイ ヤー。音楽も「ダークナイト」や「インセプション」など、近年のノーラン作品を手がけているハンス・ジマーが担当。(映画.com)



2013年8月19日月曜日

『欲望のバージニア』不滅の兄弟のお話 問題の解説


前回の記事で出した問題の解説です。
→『欲望のバージニア』”invincible” 不滅の兄弟のお話


問 下線部と同じ意味になるものを1~4の中から選びなさい。
 You must bring home to her that she is wrong.
 1. believe       2. convince      3. scold       4. tell
中央大学


① まずbring home to + (人) + (物)「(人)に(物)のことを痛感させる」という熟語の成り立ちを考えてみましょう。


homeは以前の解説で「心が帰る場所」と定義しました。
→『レ・ミゼラブル』 home 〜心が帰る場所〜

Bring  Him Homeは

「彼を(愛するコゼットのもと)へ帰して」
              →マリウスの心の中心

Bring me homeは

「私を(天国へ)連れて行って」
    →ジャン・バルジャンの心の中心 

ということでした。
  


bring home to (人) + (物)という熟語になった場合もhomeの考え方は同じで、

「心の中心に」という副詞として考えるとよいです。 

またこの熟語を元の形に戻すとbring home (物) to (人)となります。

つまり、(物)を(人)の心の中心に持って行くという意味ですね。

例えば、
His mother's illness brought home to him how much he depended on her. 

直訳すると

母親の病気がどれだけ彼が母親に頼っていたかを彼の心の中心に持って行った。

となるので、

どれだけ彼が母親に頼っていたかを表面的にではなく、心の奥底までどっぷりと分からせた。


ということになります。
 
そこから「痛感させる」「しみじみと分からせる」という意味が生まれて来ています。


なので、問題の文章の意味は、

You must bring home to her that she is wrong.

「あなたは彼女に彼女が間違っているということを心の奥底まで分からせなくてはならない。
→痛感させなくてはならない。」

となります。

これで、選択肢のconvince「相手の頭の中を完全に征服する→確信させる」が正解になることが分かります。


*****

bring home toは少し難しい熟語ですが一つ一つの単語や文章がとっている形の意味を考えるとグッと理解しやすくなりますよね。







ここからはやや蛇足ですが、受験生には知っておいてほしいので...

② 語法的アプローチ

問 下線部と同じ意味になるものを1~4の中から選びなさい。
 You must bring home to her that she is wrong.
 1. believe       2. convince      3. scold       4. tell
中央大学

下線部以下を見てみると、人 + that 節 が続いていることが分かります。

こういう形を見た瞬間、後ろにこの形をとる動詞を選択肢から探してください。

人+that節を後ろにとる動詞は全て「伝える」系の動詞です。
(瞬時に7つ言えるとかっこいい...!)

この選択肢の中だと tell と convince が該当します。

これで正解を2つまで絞ることができました。

あとは tell の「伝える」という意味か、convince の「確信させる、納得させる」という
意味のどちらが当てはまるか考えれば正解にたどり着けるはずです。

ちなみに

believeは believe that s + v

scoldは「叱る」なのでblame「責める」と同じ形をとることを覚えておくとよいです。

→ blame 人 for 理由