2016年1月18日月曜日

1/17のセミナーにお越しいただいた皆様、ありがとうございました!


 2016年1月17日、福岡の赤坂駅近くで、リニューアルしたセミナー「Moving Movie English」を行いました。

関西、関東、北海道からもご参加頂き、リスクを恐れず行動する姿勢に、僕も学ばせていただきました。

3時間、映画の英語を聞き取るためのステップを主軸にワークを行いました。
目標達成には反復が必要なので、セミナー内でお話ししたことを今後の学習にお役立ていただければと思います。

今年は今後も社会人・学生向けのセミナーを増やしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

「東京でやってほしい」とのご要望もいただいたので、いずれ東京でも行いたいと思います。

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!


2015年12月31日木曜日

1月17日のセミナー、申し込み受付開始しました!


http://kokucheese.com/event/index/364668/

今年はあまりセミナーを行えなかったのが心残りでした。

来年は少しスタイルを変え、10名程度の少人数のセミナーの数を増やしていくつもりです。

内容は「映画を使った英語の勉強法」と「目標達成の技術」が主軸になります。

今回は2015年9月に公開された映画『キングスマン』を使ってワークを行います。

映画をご覧になった方はもちろん、まだご覧になっていない方も、映画を使った英語学習に興味がある方は、お気軽にお申し込みください。

2015年12月27日日曜日

今年のスパイ映画の中で『キングスマン』がダントツで好きな理由

日本では9月に公開された映画『キングスマン』

やっとブルーレイ・DVDが発売されましたね。

KINGSMAN / キングスマン ブルーレイ プレミアム・エディション(初回限定版) [Blu-ray]
 


今年はトム・クルーズ主演の大ヒットシリーズ、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチー監督最新作の『コードネーム U.N.C.L.E.』、シリーズ24作目となる『007 スペクター』といったスパイ映画祭りでしたが、僕が一番惚れ込んだのはマシュー・ボーン監督、コリン・ファース主演の『キングスマン』でした。

僕が特定の作品を好きになる理由は、娯楽性とメッセージ性のバランスが取れていることです。

その点、ミッション・インポッシブルはいつも通りトム・クルーズが大活躍するので楽しいんですが、「娯楽性:メッセージ性=7:3」くらいで、娯楽性が強すぎるんです。

ガイ・リッチー監督の作品はいつも娯楽性マックス 、『シャーロック・ホームズ』もブラッド・ピット主演の『スナッチ』も大好きな作品ですが、「娯楽性:メッセージ性=10:0」なんです。(0は言い過ぎかもしれませんが、そういう作風なので...)

『007 スペクター』も 「娯楽性:メッセージ性=8:2」くらいでしょうか。
 映画としては星5つ、最高に楽しかったんですが、入れ込むほど好きにはなれませんでした。
前作『007 スカイフォール』はもう少しメッセージ性が強い印象だったんですが、今作はダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドの集大成だけあって、娯楽性が強目でした。

そして、『キングスマン』はというと、 「娯楽性:メッセージ性=5:5」で絶妙にバランスが取れているんですね。

ストーリーの中で一貫して語られる、MANNERS MAKETH MAN「マナーが紳士を作る」というモットーは、教える立場にいる僕にはこれ以上ないほどの言葉です。

マナー不足が社会問題にもなってますし、スパイである前に紳士的なキングスマンの振る舞いは、映画を観る前と観た後では、実生活にも影響するほどカッコいいんです。

実際、僕はキングスマンを観てから、より服装に気を使うようになりましたし、マナーについて以前よりも深く考えるようになりました。

日本語で言う「マナー」は歩きタバコをしないとか、電車の中で携帯で話さないとか、人として当たり前のことばかりですが、mannersは「行儀・作法」、もっと高いレベルで振る舞いを良くしていくことなんです。(ちなみにmannersは「作法」ですが単数形mannerは「方法」という意味です)

コリン・ファース演じる主人公、ハリーが語る言葉には「生まれや環境で人生は決まらない。学ぶ意欲さえあれば人は変われる。」という強いメッセージが込められていますね。

スパイ映画としての描き方も、最近のシリアス路線や、単にカッコいいアクションがあるだけでなく、若者の成長物語が主軸になっているので共感できます。

さらに言えば、悪役の女性が義足であることにも意味があり、教会でのシーンで殺されるのが、差別主義者であることにも意味があります。(ブルーレイの特典映像でも監督が語っていますね)

他に僕が好きな映画には『Vフォー・ヴェンデッタ』、『インターステラー』がありますが、Vフォー・ヴェンデッタは近未来の独裁国家が舞台なので、政治について考えることができます。『インターステラー』は環境問題により生活できなくなってしまった地球を抜け出し、別の銀河に居住可能な惑星を探しに行く話で、宇宙に対するパイオニア精神や、実際に起こりうる環境問題が語られています。「家族愛」がテーマになっていることも好きな理由です。

『キングスマン』はヴァイオレンスな描写が多い映画ですが、決してグロテスクではない(多少血はでますが)ので、作品に込められたメッセージを考えつつ、是非楽しんでいただきたいと思います。
 

2015年12月7日月曜日

『007 スペクター』のQのジョーク


『007 スペクター』、公開初日に観てきました。

満足度はMAX、めちゃくちゃかっこよかったです!!!

ダニエル・クレイグが主演になってから4作目になりましたが、今までの作品の伏線を回収していくので、『カジノロワイヤル』、『慰めの報酬』、『スカイフォール』を観てから鑑賞するのがオススメです。

少なくとも『スカイフォール』は観ておいたほうが楽しめるでしょう。

監督は『スカイフォール』と同じくサム・メンデス。
「家族」がテーマなので、MやQを始めとする仲間達とのコンビネーションも今回の見所です。

僕はQのキャラクターが大好きなので、今回は彼のセリフを紹介します。

これは『スカイフォール』のセリフなのですが、ボンドにスパイアイテムを渡す際に次のセリフを言っていました。

Good luck out there in the field... And please return the equipment in one piece.



the equipmentはスパイアイテムのことですね。
これを"in one piece"で返すように言っています。

このinは「形式のin」なので 「ひとつにまとまった形式で」という意味から「無事に」という意味になります。

→「形式のin」は write in English というときのinと考えていいです。
  英語という形式で書くということです。
   in alphabetical order 「アルファベット順に」、in pencil「鉛筆で」などのinも同じですね。

そして今回の『スペクター』では次のセリフを言っています。Qがジョークを言って、自分で笑うというコミカルなシーンです。

 I thought I told you to bring it back in one piece, not bring back one piece.

最初は in one piece「無事に」となっていますが、not bring backの後ろはinがなく、単にone piece「ひとかけら」となっています。

ボンドに対して、前回アイテムを「無事に」返すように言ったのに、ボンドが借りた物をめちゃめちゃに壊して「ひとかけら」しか返さなかったことに対して皮肉を言っているんですね。

イギリス人はこういう皮肉めいたジョークが好きですね。

字幕は戸田奈津子さん。今回は字幕をあまり見ないようにしていたので、なんとしていたか覚えていませんが、英語を聞き取っていないとQのシャレたジョークを正しく理解するのは難しいのではないかと思います。


*****

12月12日からはQのポスターが劇場で配布されるそうですね。
僕もすっごく欲しいですが、当日朝から動かないといけないので難しそうです。
おそらく1日で配布し終わるので、あとでヤフオクで手に入れようかなと思っています...



かっこいいなあ...





2015年9月22日火曜日

『キングスマン』の背景知識解説 〜階級社会について〜



『キングスマン』(原題 Kingsman: The Secret Service)

 



さっそく昨日2回目を観てきました。

セリフなどの解説も行いたいですが、今日は文化背景の解説です。

□あらすじ

ざっくり言うとどこの国にも属さない世界最強のスパイ組織のお話です。

そんなスパイ組織「キングスマン」のメンバーの1人が殉職し、欠けた人員を補充するため、コリン・ファース演じるハリー・ハート(コードネーム:ガラハド)やその他キングスマンは若手の候補者をリクルート、教育・訓練します。

ハリー以外が連れてきた候補者はオックスフォードなどの名門大卒、いわゆるエリートの上流階級出身ですが、ハリーが選んだのは犯罪歴もあるヤンキータイプの平民、労働者階級の出身です。

『キングスマン』は高級スーツに身を包んだスパイが戦うヴァイオレンスアクションでもありますが、『マイ・フェア・レディ』のような階級を超える成長物語でもあるんです。


□階級社会

日本人にはあまり階級意識はありませんが、イギリス人は年々階級への意識が強くなっているそうです。

階級は、貴族出身の上流階級(upper class)、中産階級(middle class)、労働者階級(working class)に分かれます。

上流階級は貴族(aristocrat)の古い家系の出身で代々受け継がれるものなので、誰でもなれるものではありません。英国王室、公爵や伯爵がイメージしやすいはずです。

中産階級は会社経営者や専門職(弁護士、医師、研究者など)に就く上層中産階級(upper middle class)と、中間管理職や事務職に就く下層中産階級(lower middle class)に分かれます。

労働者階級は工場労働者などの肉体労働者を指します。

労働者階級に生まれても、一生懸命働けば上の階級に上がれるというわけではなく、その階級を何世代も維持しなければ、ただの成金としか見られないようです。

階級の影響は生活の節々にあらわれます。たとえば、話し方、アクセント、服装、マナーなどです。

『キングスマン』の映画の中でも、これらの特徴がはっきり描かれているので、ぜひ注目してみてください。

主人公の若手候補者エグジーや、その母親の恋人の取り巻きがまさに労働者階級で、話し方やアクセントに特徴があるのが分かります。

対照的にキングスマンのメンバーは地域の訛りはあるものの上品なアクセントで話しています。(階級とはあまり関係ありませんが、サポート役のマーリンはスコットランド訛りです。)

貴族の出身ではないのに上流階級のように上品な話し方をしたり、高級な衣服や食事を嗜むと「スノッブ(snob)」と言われますが、本作の中でもある登場人物がsnobと言われています。


2015年9月13日日曜日

映画敬語教育学会 九州支部大会

今日(2015年9月13日)は福岡医療短期大学3Fで映画英語教育学会の九州支部大会が開かれるので、刺激を受けるために参加してきます。

以下、大会プログラムです。



「洋画の台詞における人名の意味理解」や、「Frozen『アナと雪の女王』の主題歌研究と作品の分析」が特に気になる発表です。

学会メンバー以外でもどなたでも参加可能・参加費無料ですので、
興味がある方は是非お越しになってください。


2015年8月27日木曜日

『前置詞大完』斎藤秀三郎




この夏、一番買ってよかったと思う本です。

前置詞だけで1310ページ。

3年前に探したときは探し方が悪かったのか、見つかりませんでしたが、

今年やっと手に入りました。


16,000円くらいで購入。

古書はいい値段のものが多いので、なかなか手が出しづらいと思いますが、

読んでみると払ったお金以上の価値があります。


しっかり研究して、仕事に還元していきます。